キスまでの距離(おいしいコーヒーの入れかた1)村山由佳

『優しい秘密(おいしいコーヒーの入れかた8)』が平積みされていたのを見て最初から読んでみたいと思ったから『キスまでの距離』を新千歳空港紀伊国屋書店で買ってみた。普通の恋愛小説だけど読んだ後はいい気分


おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫)

おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫)

新装刊された月刊アスキーはやはりアスキーだからなのか週刊アスキーをもう少しこぎれいにしたものみたい。ちゃんと読んだのはNew Technology Interviewのジャストシステムの記事、Startup、後は大人の社会科見学ぐらいかなぁ


月刊 ascii (アスキー) 2006年 12月号 [雑誌]

月刊 ascii (アスキー) 2006年 12月号 [雑誌]

『不道徳教育 - 擁護できないものを擁護する』はなかなか面白い。

国家の機能を縮小し、市場原理によって社会を運営しようとする政治思想を「リバタリアニズム」というそして世界標準の理解では「市場原理主義」や「小さな政府」は彼らリバタリアンの政治思想を指す

なるほど、今、日本が向かおうとしているものはこれなわけ!?

リバタリアニズム
人は自由に生きるのがすばらしい
リベラリズム
人は自由に生きるのがすばらしい。しかし平等も大事である
保守主義
人は自由に生きるのがすばらしい。しかし伝統も大事である

自由の価値を守ろうとする思想なのにそれをどう修正するかということでこれまた新しい思想グループができるわけだ。原理主義功利主義というこれまた相反する思想で分類されるだなんて…。

内容としてはどれもなるほどと思わせる論理展開があるため、うんうんとうなずきながらどんどん読み進められてしまう。「売春婦」「シャブ中」「慈善団体に寄付しない冷血漢」「環境を保護しない人たち」なんかはなるほどなぁ〜と感心してしまった。


不道徳教育

不道徳教育