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週刊モーニング No.51

天才 柳沢教授の生活 第203話「まだまだ子供だ」で父親柳沢康則が出てくるがこの父親は興奮すると英詩の暗唱をはじめるのだ。「カレー浜辺の夕暮れ」(Evening on Calais Beach) 、「ガリバー旅行記」(Gulliver's Travels) 、「ハムレット」(Hamlet) …。

Heaven and earth,
Must I remember? Why, she would hang on him
As if increase of appetite had grown
By what it fed on, and yet, within a month―
Let me not think on't―Frailty, thy name is woman!―

http://www.enotes.com/shakespeare-quotes/frailty-thy-name-woman

『年齢を重ねるにつれシェイクスピアの舞台の台詞が一言一言……体中に染み入ってくる』
『"for they say an old man is twice a child."(老人は子供にかえると言うからな)』
『子供だよ』『これからまた子供だワクワクしないか良則』
そこにいたのは「人間」に感動することを私に教えた父だった

学生だった頃、こんな文学なんて何の役に立つのだと思っていたのだけど、年齢を重ねた今ならそれを知ることの意味を少しは感じるようになったのかもしれない。



週刊モーニング No.51 (2009)
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