ごく自然な疑問(SKIL-SHIMANO Member Relay Blog 栗村修)

今の日本レース界には、潤沢な人材と資金が溢れてるわけじゃありません。皆、努力して世界を目指しているものの、そのアプローチ方法や、時間軸、また基本的な価値観も異なっています。


これまでも何度か同じようなことを提案してきましたが、「効率の良い」活動を目指して「役割分担」を明確に整理する必要があると思います。
かつて、アメリカがツール・ド・フランスを目指していた時期に、「セブンイレブン」というプロチームが結成されました。そこには、殆どの有力アメリカ人選手が在籍し、「ナショナルチーム化」したプロチームとしてツールに出場したのです。現在では、エースを務められるアメリカ人選手が数多く誕生したので、皆、欧州の各プロチームに在籍していますが、そんな彼らの大半は、やはり「USポスタル」の卒業生だったりします。
なのに、日本ではいつまで立ってもこの当たり前の構図が出来上がりません。疑問をぶつけてくる一般業界の人達に対して、本来説明しなければいけない僕にとっても、これは謎なのです。

http://blog.memberrelay.jp/blog/2008/05/post_c3c6.html

確かに。
このあと書かれているように、スーパーアグリF1チームと同じように日本の企業はなぜ世界に挑戦するチームを応援しないのか!?という素朴な疑問。20年ぐらい前、企業メセナって流行った時期あったよね。何でみんな忘れちゃったのかな


銀輪たちの軌跡(栗村修)
SKIL SHIMANO
梅丹本舗・GDR・EquipeAsada