週刊ダイヤモンド『「値上げ」が襲う』

石油情報センターの統計によれば、北海道で一世帯が一年間で使う灯油量は平均で約二〇〇〇リットル。その六割に当たる約一二〇〇リットルを冬期(十二〜三月)に消費する

コープさっぽろの札幌市内定期配達価格が12月1日に96円/Lとなりこの冬だけで約21,000円負担額が増えることになるらしい。
石油製品の軒並み価格上昇の他にも、大豆、麦、トウモロコシ、古紙など原材料が軒並みあがっているから「値上げ」しないとやってられませんということなのだが、ここ数年賃金がそれにあわせて上がったという話も聞かないからなんかやるせない。
だからといってイオンが「価格凍結」みたいな動きをするのもちょっと困った物で価格が上げられなかったらそれはそれでその生産者が製品の提供をやめてしまっては元も子もない。

部品など中間製品を扱っているならばそういうことも気にしながら調達を考えなければならないだろうけど、いわゆるIT関連の最終製品だとそういうコスト云々の話をすることは無いだろうからいまいちどう対応していいのかわからない。処理性能や保存可能容量に対して自分たちの考えるコストはこれぐらいで…なーんてことやっても半年たてばその評価コストも見直さないと乖離していくだろうし、それがだるだるな原因なんだろうか


週刊ダイヤモンド『「値上げ」が襲う』